経験に昇華するとは

最近自分の中で、めちゃくちゃ反省していることがあります。

これまで散々本を読んできましたけど、現実問題あまり自分の力になってないなぁと感じることが増えました。もっと自分の血肉にできたなと思う一方、今気づけて良かったという思いもあります。

なぜ、自分の力になってないと感じるか。それは、本の内容を聞かれたときに、深い理由を説明できないし、まとめることもうまくできないと強烈に思ったからです。

さて、最近は行動しよう、行動が大事、行動しないと人生変わらない、などとよく喧伝しているインフルエンサーなどを見るようになりました。読書もした方がいい、読書は私の人生を一変させたみたいなことも言う人がいます。

本当にそれだけでいいでしょうか。ある特定の行動をしても、自分が何を感じたか、この行動をして誰かに何かを伝えたいと思えたか、どう考え方が変わったか、をきちんと言語化しないと”経験”とまでは昇華しないのだと思います。

つまり、なにか行動したら、自分の意見や思考を自分で納得いくまで考えることが大事だと思うのです。例えば、キャンプやサウナブームで、インフルエンサーと同じやり方をやって、あー楽しかったで終わってしまっては、血肉になる経験にはほとんどならないでしょう。

キャンプに行ったら、その体験を振り返って、自分はどう感じたか、何がおもしろいと思えたのか、周囲を観察して気づいたことはないか、キャンプでの関係性から職場での関係性に活かせないか、人におもしろさを自分なりに伝えるとしたら(インフルエンサーと同じことを言うのではなく)などを自分なりに思考することが大事だと思うのです。

知識と思考の違いについては、また今度書こうと思っています。

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