全力を出し切るについて

今日は、バスケットボール日本代表の強化試合を見ていて思ったことを書いておきます。

2023年の8月から、沖縄でバスケのW杯が開催されます。
サッカーなどと同じで、4年に1度の大会なので、サッカーほどではないにしろバスケ界では、大変に楽しみなイベントでもあります。

8月からの本戦に向けて、強化試合を通して代表メンバーを選考している最中なのですが、選手たちの真剣なプレーを観れるのが、本当に学びになるなと感じました。

「メンバーに残ってやる」とか「チームを良くしたい」という思いから、すべてを試合で出し切るという気持ちが、プレーから伝わってくるのです。
そして、試合以外の練習の時間でも、一瞬でも気を抜かないでやろうと意識して過ごしているのでしょう。

全力で毎日生きたいとか、今日できることをすべてやりたいと思っているのですが、なかなか自分の場合は出しきれないことも多いなと感じています。おそらく全力を出し切るというのは、言葉でいうより実践はもっと難しいものだと思います。

なぜかわからないけど、力を抜いてしまったり、セーブしてしまったりしてしまいがちだと思います。でも、これをできるのが多分プロと呼べる人たちなのかなとも最近は感じています。

これは、多分どこの分野でも同じことがいえるのではとも思っています。スポーツはもちろん、歌舞伎やよしもと新喜劇なども、これまでの伝統の繰り返しが多いように思いますが、人を飽きさせないのは、継承者がプロとして毎日全力で取り組んでいるのが、人に伝わるからでしょう。

つまり、プロとはどういう状態のときでも、出し惜しみせず全力を出し切れる人ともいえるのではないかということです。

自分に可能性を残したいとか、自分は全力でやらなかったというのは、ある種の心理的防衛線になり得るので、全力を出さない方が楽なことは多いと思います。
出し惜しみしないという、鍛錬をしていきたいなと観ていて感じた、素晴らしいプロ根性を見せてもらっているバスケ代表に敬意を持ちながら、今日も応援したいと思います。

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