今日は、お盆でお墓参りをして、ほんとうに久しぶりだった。
都市にいたときは、ほとんど気にすることもなかったし、20代はなんの感情も湧かなかったように思う。ようやく30代になって、久しぶりに祖先というものを意識した気がする。
ここにきて、良くも悪くも自分はこの家系なんだなという、アイデンティティと多分どこまで行ってもこの遺伝子を受け継いだ制約?からは逃れられない存在なんだなと、しみじみと感じられるようになってきた。
これからも先も、できる限りのことは努力していきたいと思っているものの、自分にはどうにもならないと打ちひしがれるときもあるんだろうと思った。
だが、たまたまでも、祖先がつないできた自分という存在を受け入れながら、やれることを還元して目一杯楽しめたらいいなと思っている。誰かが死んで、自分がいる、そのことをたまに思い出させてくれるお盆は貴重な日になった。