減らすことの重要性を訴えた本。
インプット過多の人には、耳が痛いはず。自分もそうである。
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■情報は多い方がいいと考えを捨てる
アウトプットの定義=「相手の気持ちを動かし、行動してもらうこと」
はじめに、相手ありきだと常に意識する必要がある。
・インプットが先だと、出てくる答えに差異がなくなる
Wikipediaを調べて、SNSを見て、書籍を読んでも、結論に違いがほとんどなくなっている。
そして、情報は増えるばかりなので、インプット時間には制限がないと追いつかない。
・網羅しても、まさかの事態は起こる
コロナウイルスや、ウクライナの戦争は、情報を網羅的に追っていても、予測ができなかった。
個人の人生でもそうだろう。
・最初に相手(目的)ありき
その情報を取る目的は、「説得」か「意思決定」か?目的に必要なだけ取得しよう。
■必要な情報の基準を
・基準を作る
情報が多いからといって、邪魔なノイズ情報が多いと意思決定の質は良くならない。
捨てる基準を作っておく。案は3つくらい、その根拠を3つずつくらいで十分だろう。
・怖さに慣れる
なにかを決めるのに、「公式」はない。日々少ない情報で、決断する練習をするしかない。
決断に失敗しても、インプットを増やす方向に進んではいけない。
より少なく、早くを訓練することで、洗練していく。
・ミクロ
データだけを見ていると、結論は同じになりがち。「肌感覚」の確認と、マクロのデータを行ききする。例えば、サウナブームというマクロ情報を得たら、自分で近くに入りにいって人数や年齢層、入り方を確認してみる。そこから「感じたこと」を次のアクションに活かす。自分の肌感覚と、統計データを比べて、まだまだ伸びると思ったら、サウナ関連グッズの開拓などに繋がるかもれない。
・必要性より、おもしろいを
必要かどうかでインプット、アウトプットをするとやはりどうしても、しんどくなる。
好きなこととまでいかなくても、義務感を抱かない自然とちょっとおもしろいと思える領域に取り組めばいい。