今日、あたりまえのことを、キチッ、キチッとやっていくことの難しさを感じましたので、書きたいと思います。
最近のテーマは、他者の感情や視点を想像できるようになる、毎日noteとブログに2記事は書く、などを掲げています。
これまでは、「他者の立場になって感情や視点を想像する」なんて、できると思い込んでいたけど、実際にはできない。SNSで、誰かの感情を動かしたり、文章で人の気持ちを少しでも楽にしたりとかは、まだまだ遠いところにあるなと実感しています。
どうやら、行動経済学とか心理学的な発見では、人は自分の能力を正しく見積もれないという結果が出ているのは有名です。自分は平均より車の運転がうまいとほとんどの人が思ってしまうし、他の学者より優れているとほとんどの大学教授が思っているとする研究結果もあるようです。
いやぁ、自分もその罠にがっつりハマってしまっていたなと、ようやく気づいた次第です。なんとなく外から見ていると簡単そうに見えるけど、実際にやってみると自分はまったくできない。文章なんて書けると思っていたけど、違った。自分には力がないと、やりだしてようやく理解できました。自分も含め、自分の思いたいように、都合よく解釈していることばかりなんだろうなと実感を持って感じています。
たとえば、これはスポーツなんかでもよく起こることでしょう。サッカーの代表選手を見て、こいつマジ使えねぇとか、外から批判を飛ばしている人がいます。でも実際にその人ができるわけではない。
当然ですけど、実際に「やっている」人たちは、日々もがきながら実力をつけるために自分のできなさとか、不甲斐なさに向き合いながら進んでいるはずです。
だから、何か「やってみて」継続していくなかで、うまくいってない時期があっても、まったく問題ないと少し思えるようになりました。
もし途中で辞めてしまったとしても、2、3日で戻ってくればいいし、「もうどうでもいいや」と投げ出さない限り、いくらでも上達はしていくんじゃないかと思えるようになったので、少しずつ変化しているのかなと自分のなかで感じれるようになってきました。
たぶん自分の能力に対する見積もりは、基本甘いものになると考えた方がいいと言うこともようやくわかってきました。だから、自分で勝手にシナリオを作らない。そんな甘い見積もりどおりに物事が進む方が変だとも思えるようになりました。
想定より、効果はあとに出てくると気長に、そして3mmくらいの小さい成長をしていければいいと思っています。どうせ長い道のりになるなら、寄り道していった方が目的に一直線より楽しいという心意気で、今日も少しづつ「他者の立場になって感情や視点を想像する」「アウトプットを楽しむ」という目標を味わって進みたいと思っています。