アウトプットを生活の7割にしようと思って、約1〜2ヶ月たって気づいたことがあるので、書いてみます。
■筋トレと同じように、毎日やってるとアウトプット筋のようなものがついてくる
筋トレを普段やったことのない人が、腕立て伏せをすると、1〜2回で上がらないことがあると思います。アウトプットもそれと同じで、はじめた日はほとんど言葉が出ず、最初の3週間くらいはまったくできるようになっていく感覚はなかったです。
でも脳や身体ってよくできているな思うのは、本当に使えば使うほど前の自分よりはできるようになっていきます。アウトプット生活2ヶ月がたとうとする今日、思っていることがノート上にすぐ書けるくらいにはなりました。
■ちょっとめんどうなことに向き合う
正直、筋トレもアウトプットもめんどうだなと思うことは、多々あります。
ある程度習慣になっていても、もう今日はいいかなとスキップしたい気持ちになることもあります。でも人が伸びるときは、「ちょっとめんどう」を乗り越える必要があるのではないでしょうか。
コツは、ハードルを下げまくることと積み上げたものは記録しておくことです。
ハードルを下げるに関しては、ほんとうに1回あるいは1行でもいいから、やる、書くでOKに設定しておきます。
そして、記録することは継続する上でめちゃくちゃ大事だと個人的に思っています。
継続した◯印でもなんでもいいのですが、それが付けられなくなるのが「もったいない」と感じるようになります。記録したものが目に見える形にしておかないと、これまでの積み上げを、ぞんざいに扱ってしまいがちです。ほんとうはかなり積み上げているのに、別に大したことないと思ってしまうのです。
■ある行動が、次の行動を生み出す
突然ですが、話題のChatGPTは、単語から次の統計的に確率の高い単語をつないでいると言われています。人間もおそらく似たような性質を持っているのではないかと思っています。
頭の中でものを進めようとしたり、椅子に座って腕組みして何に取り組もうか思い悩んでも、なかなか次の行動ができづらいということです。
つまり、立ち止まって何をすればいいか皆目わからない状態になったら、手を動かすあるいは身体を動かすことにシフトした方がいいのではないかと考えています。
「あぁ何も書けない…」とその場で立ち止まっても、なかなか言葉は出てきません。
そんなときは、ノートになんでもいいから単語を1つ書く。思っていることを適当に書くということをする方が早いです。論理や正解を考える必要はないのです。最初の1単語が、次の単語を連れてくる感覚が掴めるはずです。
人生も同じような構造ではないでしょうか。ある些細な行動が、あとのこんなことにつながったみたいなことは、誰にでもある経験だと思います。ほんの小さく手を動かす、身体を動かす、これが次の行動を生み出していくはずです。