脳のバグと戦うことと頭を鍛える

人より頭がいい訳ではない普通の人間ですが、2、3ヶ月前の自分と比べて確実に「頭がよくなっている」実感があるので、頭がよくなるには、どうすればいいのか書いてみました。

◎人間の脳
ふたつの意味で、バグが多い器官だと思います。

・バイアスが多い
行動経済学の本を読んでみると、いかに人間の脳にバイアスがあるかを知れる。
たとえば、SNSの陰謀論者には、反対意見はまったく届かない場合があります。自分の都合がいい解釈で物事を理解してしまうことも多いでしょう。有名な大学出身の人は、優秀に見えてしまう、など。

・めっちゃ楽をしたがる
一度見たものや、一度理解したと思った事柄については、再考したりしない傾向があります。
たとえば、エアコンのことを説明してと言われると、ほとんどメカニズムのことを話すことができないなど不要なものを考えようとしません。また、慣れ親しんだパターンを選んでしまいがち。ランチの場所ですらほとんど定番に落ち着いてしまったりします。考えるのが面倒だからです。

◎頭のよさ
頭のよさは、脳のバグと向き合って戦った回数に比例するのではないかと思っています。
慣れ親しんだ事柄や、仕事の進め方を一つ一つ再考して、自分で解釈を加えたり、再定義したりした数だけなのではないかと、最近は考えています。

・考えるとは
頭のいい人は、脳のバグと戦って考えた数が多い人だと書きました。
では「考える」とは、なんでしょうか。私が思う「考える」の定義は、紙に書くことです。
頭の中で、考えたと言っている人もいますが、それは考えたに入らないと思っています。
もちろん元々の思考力が高い人は別ですが…あくまで、外に出すことが、「考える」と思っておいた方がいいと思います。

・紙に書くことから
スマホやパソコンでも「書く」ことができるのですが、書く習慣のない方には、絶対に紙に書くことのほうが正解だと考えています。慣れてない人が、デバイスを使って書こうとすると、手がとまった時にSNSなどを開いてしまって集中できない可能性が極めて高いからです。

紙に、毎日自分の思ったことや考えたことを書く。そして、その思ったことや考えたことに対し、「なぜ?」「つまり?」「要するに?」「似たようなことは?」「どういう意味」と深掘りしていくと、必ず頭は良くなると実感しています。

毎日ノートに、7〜10ページ思ったことや考えたことを書いて、2ヶ月くらいで、5冊くらいになりました。
深掘りして、ようやく毎日ブログ1つくらいは書けるようになってきた実感があります。それくらいやれば、「毎日1記事書く」くらいの目標は達成できるようになると、自分の体感から言えそうです。
(おもしろくはなりませんが…)これから継続しておもしろくしてやる!と思っています。
それと同時に、細かいことに気づくようになったり、工夫がすぐに思いついたり、言葉がスルッとでたり、なんとなく「頭がよくなっている」感覚が持てるようになってきました。

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