「洞察力」というほど、大きなものは語れないけど、気づく力って大事だなと思ったので、その力を伸ばすために工夫していることを書きます。
・移動しているときに、思ったことを口に出す
歩いて駅に向かうときや、車に乗っているときに、見たものを反射的に口に出して、その感想をいう練習をしています。人は口にだす、書くなどをしていないときは、信じられないほど情報をキャッチしてないと感覚的に思っています。だから、意識的にアウトプット体制を作っておく必要があるのです。
たとえば、選挙ポスターをみて若い人にみえるなぁとか、対向車多いなぁ今日はなにかイベントあるのかなぁとか、空き家が目立つようになってきたなぁとか、この街は吉野家とかの飲食チェーンがないなぁとか、です。
それを続けているうちに、頭の中に情報のストックができて、違う街に行ったときは比較が容易にできるようになります。たとえば、ここは初めてきたけど飲食チェーンがないから、この街の人口は3万〜5万人くらいだろうなといった、気づく力につながります。
・家電量販店で定点観測する
半年に1回でもいいので、売り場面積の大きい家電量販店で新商品や新しい技術を観察しにいくと、変化が見れて楽しいです。最近はフィットネス関連の商品が増えているなとか、製品デザインがシンプル化してきたな、といったことを、自分の言葉捉えようとすることが大事だと考えています。
・新商品を見かけて予算内であったら買う
少額でも、自分の判断のパターンを崩す、コンフォートゾーンから出る練習として、チャレンジ予算を設けます。私の場合の予算の考え方を書いています。
いつもと違うものを買うようにすると、定番のものより商品を観察しますし、体験しよう、差分を注意深く感じようとするので、気づく力がつくと思います。
そして、自分が体験した新商品は、素晴らしいものでも、失敗したと感じたものだったとしても、話のネタになります。