【書評】アウトプット大全

「アウトプット大全」を読んで、紹介したいと思ったので書評を書きます。

■読む前に学びたいこと(こういう人におすすめ):
・アウトプットするときの、心構えと気持ちの持ち方を知りたい
・アウトプット中心の生活に移行するための具体的な案を学ぶ
・自分の気持ちや考えをきちんと捉える方法

■内容:
◎インプットだけ生活の撲滅運動をしよう
・インプット=読む、見る。
ほとんどのことを忘れてしまう。見た映画の感想を聞かれても、出てこないのはインプットだけで終わっているから。
・アウトプット=書く、話す、行動する
「身に付く」、なぜなら身体と筋肉の動きを伴っているから。記憶に定着するので、感想や意見をすぐに言える。アウトプットしないと現実世界に力を及ぼせない。

現実を変えたり、自己成長をするには、アウトプットが不可欠。アウトプットを7割にすること。インプットだけ生活は、身を滅ぼすくらいに考えた方がいい。アウトプットしない生活はあまりに楽すぎる。私は、インプットがほとんどの生活だったので、本書を読んで猛烈に後悔した。。

◎アウトプットのメリット
7つほど紹介されている。
個人的には、「楽しい」が一番大きいように思う。
アウトプットファースト(書く、人に伝える)の意識を持つだけで、見る情報に奥行きが出るし、何かを掴み取ろうとする。 そうすると得られる情報量の体感が全然違う。
そして、SNSや知人と話したときに、いい反応が返ってくると大変楽しい。

◎「話す」チャンスを絶対逃さない
説明するや雑談することは、アウトプットする訓練として最高。絶対に逃さないようにしよう。
教えることで、もっと頭がよくなるし、アウトプットするチャンスも回ってくる。

・本、ニュース、動画、を見たら、必ず誰かに雑談で話す習慣をつける。
伝えるときは「事実+感想or意見」のフォーマットで、ポジティブな内容がいい。
・説明が必要な場面は、手を挙げて引き受ける
人が一番学べるときは、他者に教えるとき。必ず説明の機会はものにした方がいい

◎ひたすら書きまくれ
今の世の中、ほとんど文章で回っている。行政や会社も文書がないと動かない。
動画や映画だって、作り手は文章で構成を作ったり、アイデアを出したり、キャスティングしているはず。
また、文章を書くことで、はじめて自分の気持ちや考えを把握できると考えた方がいい。
自分を知るため、目標を実現するためにも書くことが不可欠。

基本的な書く心構えから、プレゼンや企画の構成などの方法論まで説明されている。

・まずは手書きでメモしまくれ
脳にはRASという機能がある。注意のフィルターみたいなもの。
書くことで重要な情報と認識して記憶に残りやすいし、使える情報になる。

■3つの私的ToDo:
・ニュース、読書、出掛けるときは、twitterかブログに書くためにメモしながら
・ビフォー→気づき→ToDoもしくは感想、意見のフォーマットで書く
・ブログを1日1投稿を楽しんで続ける
・毎日振り返りをして、その日の良かったこと、悪かったこと、ToDoを書く

インプットばかりの生活になっていたので、最初はアウトプットができず苦しかったが、少しずつ楽しくできるようになってきた。アウトプットをすると毎日楽しいことが増えるのは自分の場合間違いなかった。アウトプットして自己洞察や、楽しい、自己成長を感じたい人にはオススメです。当たり前じゃーんと読み流さないことが大事だと思いました。

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