水俣病のニュースで

9時のNHKで水俣病についての報道をみた。

学生の頃や20代では、情報としてしか捉えることができなかった。

でも今は、心が動いて知りたいと考えれるようになった。自分も少しは成長したのかもしれないと思えた。

公害については、”70年”たった今どう考えればいいのだろう。明確な答えは私には分からないが、現在の投票行動にできるだけ、不運や自分の力ではどうにもならない状況を経験した人を選んでいきたいと考えた。

今も自分の想像力の範囲を超える、痛みや辛さを抱えている人がいる。そしてその意見と知恵を集計集約するのが、民主制の基本のはずだろう。だからきちんとそういう痛みがわかる人を特に地方選などでは選びたい。

ちょうど、kindleunlimitedで石牟礼道子氏の「苦海浄土 わが水俣病」を発見した。学生時代から著書は知っていたけど、読まずに終わってしまっていた。実際に自分は詳細は何も知らないので、この機会に読みたいと思う。

追記:クリスパーキャス9のような遺伝子編集テクノロジーが発達すれば、人間から苦痛や痛みを取り除けるだろうか。そして仮に、すべての痛みをなくすことができたら人間はどう考えるのだろうか。

今日も考えることができた。ほんとうに良かった。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230510/5000018984.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です