囚われるのを少しでも手放すには

YouTubeでレコメンドされたので見てみたのだけど、自分も最近似たようなことを考えている。

世界的な統計を分析して、世の中は良くなっていることを証明する本が、定期的にベストセラーになったりするが、(ファクトフルネス、暴力の人類史などなど)もちろんそれは説得力がある。が・・現実問題、主観的に幸福を感じれてない人も多いのではないか。主観は指標などに客体化できないのが難儀である。

そして本動画で語られることは、めちゃくちゃ納得だし自分も同様のことを考えている。しかし、言うは易しで実践に移すと極めて難しい問題をどう乗り越えるかが課題だと思っている。本編では、所作を丁寧に味わってみる、物理的なもの例えば身体があることや人と話ができていることなどを数えるといったことを話されている。たしかに、起きたら動けて、誰かと出会って話せて、ご飯を食べたり、動画を見たりできる。

私が考えているのは、この武田双雲さんが語っていることが抽象的なもので、幸福やマインドセットが極めて個人的なものである以上、その唯一の解はそれぞれの人が、具体に言語化することが必要だと思っている。けっきょくは無二の自分と責任持って向き合うしかない。

これまで20代はあまり自分に向き合ってこなかった。だから私の場合も自分の価値観や幸福基準、時間感覚などを外部化しているのを現在になって感じている。「やらなきゃいけない」「時間を使う」などの言葉も、基準を外部化している印象を受ける。

1000日記を始めたのも自分なりの幸福や基準を外部から、自分の中に取り戻す作業をするために心が動いたことを日々言語化している。自分もこのテーマについては向き合い続けたいと思っている。

少しテーマは違うが、オリバー・バークマンの本書もめちゃくちゃ面白かった。本書についてもいつかまとめたい。意識ってなんだろうというところまで考えてしまう。

今日も考えられた、良かった良かった。

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